マスクを取って、あおぞらボイトレ!
- 2021/04/13
マスクを取って、安心して歌えたら…
声を出すこと、歌うことは、
免疫力UPや自律神経を整えたりと、
健康増進に繋がります。
しかしながら、ここ一年
マスクをつけ、人との距離を取り、
大声で笑ったり、歌うなんてもってのほか!
これが日常となってしまいました。
レジの自動精算システムや
オンラインでの買い物、仕事も増え、
言葉を発する事さえ、
とても少なくなったのではないでしょうか。
声を出す事は、全身の筋肉を使った運動です。
「おおげさな〜〜笑」と思ったそこのアナタ!
想像してみてください。
重いものを持つとき
気合を入れるとき
テニス選手がショットを打つ時
陸上の投てき選手がスローをするときに大きな叫び声をあげる
こんな光景を見たこと、
やったことがあるのではないでしょうか?
みなさん、気付かぬうちに声を出すことで、
筋肉を目覚めさせ身体が動く状態を作ったり、
声と共に体のパフォーマンスをUPさせたりしているのです。
ですが!!
思いっきり声を出すことを、躊躇してしまう毎日…
アナタの声帯を使う筋肉や、
舌の筋肉は衰えていっているかもしれません。
少し真面目なお話を。
声を出す筋肉は、
飲み込んだ食べ物が器官や肺に入らないように跳ね返し、食べ物を食道に送る役割を持っています。
筋肉が衰えてしまうと、食べ物を跳ね返すことができず、肺に入ってしまう…
それが、誤嚥性肺炎と言われるものです。
近年の死因上位です。
先程、スポーツをするときや、重いものを持つときに声を使ったり、力を使うお話をしましたが、
グッと力むのに必要なのも、“声筋”の力なのです。
“声筋”が弱くなると、
瞬間的に力むことができなくなるので、
転びやすくなったり、便秘になったりすると言われているんですよ。
そんなところにまで影響がびっくり
“声筋”は、生命の維持に関係する重要な役割である事が、お分かりいただけたでしょうか。
ですが、重要な器官なのですが、甘く見られがち。
そして、気付かぬうちにコロナ禍で喉をさらに!
使わなくなっているじゃありませんか!!
これではいけない!!!と立ち上がったゆい先生!
なんとか大声で気持ちよく、マスクをしないで!
そして、仲間たちと楽しく歌える方法はないか。
場所は、東近江市の布施公園。
この広々とした芝生の上なら、
広く広く感覚をとって
何も気にする事なく歌えるかも!
さっそく、あおぞらボイトレを企画!
許可をいただき、開催できることになりました!
この企画は、みなさんの健康増進だけでなく
健康でいる私たちにできることは無いかと考え、
逼迫した状態の中、頑張ってくださっている医療従事者の方々に、参加費を全額募金する事に。
健康に歌える事が、こんなに幸せな事だなんて!
コロナ禍でなければ、気づけませんでした。
4月11日(日)8:00〜
東近江市、布施公園にて野外のボイストレーニングを実施!
早朝から、男女10名の方が来てくださいました🎵
小学生さんから、60代の方まで。
歌は年齢も性別も、国籍も越えて楽しめるんですよね〜!
気持ちよ〜くストレッチをして、
◉春がきた
◉幸せなら手をたたこう
◉ドラマの歌
◉かえるの歌(輪唱)
この4曲を、声が出しやすくなるポイントをお伝えしながら、きもちよ〜〜〜く声を出す!
輪唱中〜
笑顔あふれる、45分となりました。
皆様から頂いた嬉しい感想をご紹介します。
青空の下で声を出す事を、気持ちいいと感じてもらえ嬉しい限り。
また、初めて会う方々が多く、
人との触れ合い、刺激の時間にもなったのではないでしょうか。
開催に当たって、
当日は来られないけど、寄付金だけ持ってきました!と、ご家族四人分の参加費を事前に持ってきてくださったり、
当日の朝早く、差し入れ〜!頑張ってください!
と、パワーをいただいたり。
皆様の気持ちが、とてもとても幸せに感じました。
また、東近江スマイルネットさん、京都新聞さんの謝罪の方も来てくださいました!
今回のボイトレを、沢山の方に知ってもらい、
また次の開催につながれば、と思います。
放送は4/13(火)18:00〜
京都新聞さんは今週中に記事にしていただけるそうです。
声を出す事で、健康に、笑顔に、
沢山の輪が広がっていきますように。